8月最初の、も〜うしょうがない!くらいの、猛暑猛暑と熱帯夜が連日続いた1週間に、韓国管区から若い有期誓願者たち9名が責任者の姉妹と一緒に来日しました。はじめは「ソウルも暑いから大丈夫!」と言いつつも、体温よりも暑い毎日に…
「海の中で」
小学校三年の時、父の転勤で福岡に引っ越した。夏休みには隣の家に住むご夫婦と一緒に志賀島(しかのしま)へ海水浴に行った。 博多湾に細長く弧を描いて伸びている志賀島は、海ノ中道という細い道路で陸続きだ。 私は背が立つところま…
病気から学んだこと―― 「実現したらうれしいこと」だけを心に住まわせる
私は昨年の暮れに突然ものが二重に見えるようになり、「え、どうしちゃったの?」と戸惑っているうちに、次の日にはもう歩けなくなってしまいました。病院に行くと、「フィッシャー症候群だと思います。珍しい病気で、ウイルスによるもの…
愉快なお笑いひとときタイム (その2)
給食を食べているとき、園長がお部屋に入って「ごきげんよう!どうですか?」と尋ねると、そばにいた男の子が園長に一言 Bくん「園長先生は、マリア様みたいだね!」 園長のうれしい幸せの気分と、円満の微笑みを取り消さんとする即答…
シスター武田とき子の巻
ー出身地は? 私は北海道の美唄で、7人兄弟の末っ子として生まれました。母が45歳の時の最後の子どもでしたし、終戦直後の大変な時生まれましたので、「いらない子」と勝手に思い込んでいました。ところが、40歳の頃、黙想会に参加…
韓国でのルーツ探し―フェロー諸島
5歳の時に韓国からフェロー諸島に養子としてもらわれて来たダイアナは、フェロー諸島に派遣されている韓国人のシスターフローレンスと一緒に韓国に自分のルーツ探しの旅に出ました。その感動的な旅路の分かち合いです。 …
愉快なお笑いひとときタイム (その1)
この4月から保育園のパートタイムで働いています。ゼロ歳児から、6歳児の子どもたちと、小さなふれあいドッキリの日々を過ごしています。 子どもたちの発想が、あまりにも豊かでユニークでおもしろい!!を、再発見しているところです…
FMM日本管区の歩み-26
危機に立たされた北海道のフランシスコ会 第一次世界大戦の波は、漸く日本における宣教活動の基盤を築いたばかりのフランシスコ会にも押し寄せてきました。当時の状況について、フランシスコ会の史料をもとに更に詳しく見ていくことにし…
シスターTのこと
シスターTが天に召されて早や3か月が過ぎようとしている。今 どうされているのだろうか。シスターが残されたノートの端に書かれていたロバの話が大好きになり、時々思い出す。 「私はロバが好きです。ヨゼフ様に導かれてナザレトから…
「奇跡のひと・マリーとマルグリット」を見て
思いがけず「奇跡のひと・マリーとマルグリット」の映画を見せてもらった。奇跡の人といえば かのヘレン・ケラーだが、「19世紀末にもフランスで実在した⦅もう一つのヘレンケラー物語》」という説明を読んだ時、ヘレンとサリバン先生…