私たちが、ノビスの頃、シスター泊は、小さな体で、毎日、キウイ畑のお世話をしていらっしゃいました。私たちが畑のお手伝いに行くと、「私は、目も薄く耳も遠くなって、何もわからん」と言いながらも、祈りの必要な出来事を敏感にキャッ…
FMM日本管区の歩み-34
北広島修道院のはじめ - 札幌修道院の分院として 1928年 (昭和3年) 8月16日、病院の落成式2週間前に、札幌修道院から派遣されてきた2名のシスタ-は、数名のオブラ-ト志願者と一緒に、病院内で共同体の生活を始めま…
ラウダート・シに応えて―フィリピン
Tanghal Kalikasan:「ラウダート・シに応えて」は、2016年2月20日、フィリピンのステラ・マリス学園で、学校をあげて、今日の世界とフィリピンの環境問題の意識を高めるために開催されたエコロジー・コンサート…
亘理の七つの喜び(第6話)
新しい姉妹を迎えてちょうど6か月、共同体目標を振り返る時となりました。 姉妹的生活 カリスマを生きるために関わりの質を高める 突然、ぎっくり腰になった姉妹Aに対して、経験者姉妹Bは厳かに命じるのでした。「3日間トイレ以…
シスター段坂廣子の巻(どうしてFMMに?)
- まず初めにどこでカトリックと出会われたのかお聞かせ下さい。 小学校2年生の時 家から歩いて10分ほどのところに教会が建ちました。友だちのお母さんにミッションスクールの卒業生の方がいて友だちといっしょに日曜学校に行くこ…
シチリア島から
イタリアのシチリア島にある共同体に住んで一年が過ぎました。仕事は、物質的貧しさで困窮している人々との関わりが主です。時折、夜10時過ぎにパトカーがやってきて、「この方を一晩泊めてください」と、私たちに女性を託していくこと…
新連載 「姉妹たちの思い出」を始めました
サイトへのご訪問ありがとうございます。 9月より、新連載「姉妹たちの思い出」を始めました。(不定期更新) 今も私たちの心に残る、一足先に天国へと旅立っていった姉妹たちの姿。 連載にあたり、修道会内から寄せられた思い出エピ…
シスター山崎イサと新しい修練院
ウイットリッヒさんの森の近くに新しい修練院が建てられ、新しい共同体のメンバーが決まった時、数名のプロフェス(誓願者)の中にSr.山崎も入っていた。彼女は畑の仕事をしながら、修練院の昼食作りも担当してくださった。小さい身体…
シスター鶴巻 栄のわかちあい
ある日、シスター鶴巻がわかちあってくださった。 私の家は農家で兄弟が多く貧しかった。けれども私はその中でのびのびと育った。特に父親の大きな心の中で。ある日私が兄弟たちと狭い家の廊下を走って遊んでいた時、廊下の鏡が倒れて割…
海外ミッションの派遣を受けてー香港/マカオ/中国
香港/マカオ/中国管区に派遣されて6か月過ぎたシスターレジナが、派遣を受けてから今までの心の動きを分かち合ってくださいました。 FMMに入会して以来、私は自分の国(インド)を離れて、海外ミッションに出たいと…