開拓村・北広島への浸透 ~ 札幌の新しい宣教分野 ~ 1927年 (昭和2年)、札幌修道院の地域社会への目覚しい浸透は、豪雪と原生林に埋もれた北広島の開拓村へ広がっていきました。ここに、早々と主のぶどう畑がつくられてい…
自分に聴くには……〈固有の召命〉
内科医をしていると、毎日、たくさんの人に会う。 「咳が出て、熱があります」と訴える方は多いが、人によって期待していることは違うのである。 この薬を処方してくれればよい、と思っている方もおられれば、なぜこんな症状があるのか…
共にパンを裂くとき-ミャンマー
最近、世界中で、洪水や自然災害が、頻発しています。2015年 7月から9月にかけて、ミャンマーでは大雨や地滑りによって約25万人が被災しました。Sr.テレサがその様子を分かち合ってくださいました。 ミャンマーの大水害…
FMM日本管区の歩み-32
天使院印刷所の開設と出版活動 図らずも、日本にはまだカトリックの印刷所がない時代に、生前創立者が切に望んでいた宣教地における出版活動が、北国の札幌で…
シスター尾山タカヨの巻
今回は今年で96歳という高齢を迎えられ、感謝の日々を送っていらっしゃるシスター尾山にインタビューをいたします。シスター尾山がどの様にしてイエス様に出会われ、又どんな機会にマリアの宣教者フランシスコ修道会を知ることができた…
祈りとわかちあいの集い(東京)
東京第二修道院では、毎月第4木曜日の19時から21時頃まで(8月はお休み)、祈りとわかちあいの集いを行っています。20年以上続いている集いです♪ 平日の夜、学校やお仕事、家事などを少し離れて、ご一緒に祈りのひとときを過ご…
亘理の七つの喜び(第5話)
先日、熊本の姉から電話があった。地震は今も続き、震源地が熊本東部から中央区、西区に移動していて怖い、と言う。テレビを見てもほとんど報道されなくなっている中で、不気味に続く地震の中で人びとは今も生活している。 もう、2ヶ月…
どっしりと見守る
10年以上会っていないシスターの夢を見た。痩せて小柄であるが、声音がどっしり落ち着いており、眼光が鋭い方だ。 昨晩の彼女は目の前にいる女性を「一挙一動も見逃すまい」と見据えていた。私は彼女らのすぐ右に立ち、少し首をかしげ…
主の平和
郵便受けの後ろにあるトタン屋根にだら〜っと横たわるノラ(たぶん)猫が出没するようになった。手を伸ばせばすぐ捕まえられるくらいの距離だというのに、まったく動じることなく、かえってこちらが驚いて声を上げると、「なにか?」と言…
FMM日本管区の歩み-31
1925年 (大正14年) 11月7日にオブラ-トの修練院が札幌に開設されて以来オブラ-トの修練者たちは、フランシスコ会キノルド司教の大きな支持を受けながら宣教者としての堅固な養成を受け、オブラ-トの誓願を立てていました…