時は4月・・もう5ヶ月前のこと・・ではありますが。 3姉妹が亘理に派遣されました。生まれも育ちも違い、これまで全く違った場で生活してきた私たち。6年間開かずの古い日本家屋を間借りして、まずは、巣作りから始めました。くもの…
読む秋、書く秋
向こうが透けて見えそうなウロコ雲が空の一角を占めるのを見ると、「天高くして馬肥ゆる秋」という言葉が思い出される。 あらためて考えてみると、「天高く」とはわかるような気がするのだが、「馬肥ゆる」のイメージがわかない。さて本…
眠り草〜クワンソウ〜をご存知ですか! 〜沖縄北部の離島;伊江島から〜
9月8日、草花に露が宿る「白露」という節気を迎え、暦の上では本格的な秋の到来を告げる季節に入った今、沖縄北部の今帰仁(なきじん)村やここ伊江島でも、ユリ科の黄色い可愛い花、クワンソウがあちこちで咲いていて、私たちの修道院…
鏡に映った自分に微笑みかけてみよう
病気になって学んだことを以前にも一度書きましたが、もう一つ学んだことをご紹介したいと思います。それは「鏡に映った自分に向かって微笑みかける」ということです。 私は歩けない状態が1か月続き、お手洗いに行きたくなると、ナース…
韓国の姉妹来日
8月最初の、も〜うしょうがない!くらいの、猛暑猛暑と熱帯夜が連日続いた1週間に、韓国管区から若い有期誓願者たち9名が責任者の姉妹と一緒に来日しました。はじめは「ソウルも暑いから大丈夫!」と言いつつも、体温よりも暑い毎日に…
「海の中で」
小学校三年の時、父の転勤で福岡に引っ越した。夏休みには隣の家に住むご夫婦と一緒に志賀島(しかのしま)へ海水浴に行った。 博多湾に細長く弧を描いて伸びている志賀島は、海ノ中道という細い道路で陸続きだ。 私は背が立つところま…
病気から学んだこと―― 「実現したらうれしいこと」だけを心に住まわせる
私は昨年の暮れに突然ものが二重に見えるようになり、「え、どうしちゃったの?」と戸惑っているうちに、次の日にはもう歩けなくなってしまいました。病院に行くと、「フィッシャー症候群だと思います。珍しい病気で、ウイルスによるもの…
愉快なお笑いひとときタイム (その2)
給食を食べているとき、園長がお部屋に入って「ごきげんよう!どうですか?」と尋ねると、そばにいた男の子が園長に一言 Bくん「園長先生は、マリア様みたいだね!」 園長のうれしい幸せの気分と、円満の微笑みを取り消さんとする即答…
愉快なお笑いひとときタイム (その1)
この4月から保育園のパートタイムで働いています。ゼロ歳児から、6歳児の子どもたちと、小さなふれあいドッキリの日々を過ごしています。 子どもたちの発想が、あまりにも豊かでユニークでおもしろい!!を、再発見しているところです…
シスターTのこと
シスターTが天に召されて早や3か月が過ぎようとしている。今 どうされているのだろうか。シスターが残されたノートの端に書かれていたロバの話が大好きになり、時々思い出す。 「私はロバが好きです。ヨゼフ様に導かれてナザレトから…