マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本管区

鏡に映った自分に微笑みかけてみよう

病気になって学んだことを以前にも一度書きましたが、もう一つ学んだことをご紹介したいと思います。それは「鏡に映った自分に向かって微笑みかける」ということです。

私は歩けない状態が1か月続き、お手洗いに行きたくなると、ナースコールを押して看護師さんに来てもらいます。そして車いすで連れて行ってもらい、用事が済んだらもう一度ナースコールを押して来てもらい、車いすでベッドに戻してもらわなければなりませんでした。そのうえ、物が二重に見えるので、手を洗うときに鏡に映った自分を見るととてもしょぼくれていて寂しそうで、自分でもがっかりするほどでした。あるときフト、鏡に映った自分に向かって微笑みかけてみました。すると、自分の笑顔から元気をもらうのです。大発見でした!

その次から、鏡に映った自分に出会うときは、いつでも微笑みかけてあげることにしました。不思議と気分が明るくなります。

それ以後、何か自分に元気が足りないと思うときは、エレベーターに乗ったときでも鏡に映った自分に微笑みかけてみました。すると、それだけで、何か良い気分になれました。不思議です。笑顔が自分にも元気をくれるのです。P1010620

自分に元気が足りないと思う人はやってみてはいかがでしょうか。きっと自分の笑顔から元気がもらえます。

(シスターK.O)