私が初めて日本に来た時は、ちょうど冬でした。今年で7年目になりますが、まだ分からないことがたくさんあります。少し体験を分かち合いたいと思います。 7年前、私は日本語を勉強するために、1月から学校に行き始めました。私の…
モロッコ「移住者への奉仕を生きるフラテルニテ」
教皇フランシスコは、第105回「世界難民移住移動者の日」教皇メッセージで「現代の移住現象が抱える課題への対応は、受け入れる、守る、励ます、共生するという4つの動詞にまとめることができます」と語っておられます。その4つの動…
恥ずかしい話
私は自分に自信が持てない。だからたまに褒められると照れてしまい、穴に入りたい衝動に駆られる。更に『もっと頑張んなきゃ』と、頑張りすぎて他の人に助けを求めるのも忘れて必死になり、心配してくれる誰かに助け出してもらう羽目に陥…
若くてもシスターさんになれるの?
最近ふと思い出したことがあります。もう40年以上も前のことになりますが、私がまだ2年ノビス(2年目の修練者)だった時のことです。あと数か月すると初誓願を立てて修練院を出ることになるので、年季の入ったシスターたちが生活して…
招いてくれる手
夏に韓国を訪問した折、同じFMMのカリスマを生きるたくさんの素敵な姉妹たちとの出会いをいただきました。しばらくの間、大きな修道院に滞在することになったのですが、そこで言葉を超えたすばらしい触れ合いを体験しました。 その修…
イタリア 「彼らと共に・・・」
「国際小コンサート」がミラノ修道院の聖堂で開かれました。このコンサートは、いつも難民や移住者、生活困窮者を受け入れてお世話をしているボランティアやシスターたちが「・・・のために」ではなく「・・・と共に」何かをしたいという…
東京祈りの集い(2019年10月~12月)
東京祈りの集いのご案内です。 10月17日(木) 東京第二修道院 11月21日(木) 東京第三修道院 12月19日(木) 東京第二修道院 いずれも、19時~21時頃までです。 お申し込みは、チラシ(PDFファイル)掲載の…
ベトナム人の若者とともに
四年前、私は北海道の北広島修道院に来ました。そのときベトナム人の若者はまだ少なかったです。最近人数が増えました。ほとんど技能実習生です。皆はいろいろな所に住んでおり、生活の中でたくさんの問題があるようです。仕事は溶接、建…
祈り
先日、私の生涯を神様に捧げるという終生誓願の恵みをいただきました。 洗礼を受けてしばらくして、神様が私のために用意してくださった生き方は修道生活なのかもしれないと思うようになり修道会の門を叩いてから終生誓願まで10年近く…
「アンパンマン」からの学び
カトリック教会の典礼では、「キリストの聖体」という祭日があります。 毎日のミサで唱えられる最後の晩餐の場面ですが、いかに習慣的に参加していたかと反省させられました。それは、いつもと違って神父様が唱えられる次の個所が心に留…