待降節に入ったと思ったら、もうすぐアドベント、ローソクも3本目のバラ色が灯されますねっ。毎年のことながら、早い早い…(汗)。でも、聖堂でローソクの灯りを眺めていると、ざわざわしている気持ちやバタバタしている日常が、一瞬で…
命をかけて命をつなぐ
10月の終わり頃「鮭が産卵のために太田川に上ってきている」と聞き、連れて行ってもらった。南相馬市の旧「立ち入り禁止区域」(福島第一原子力発電所から北20キロ)の少し外のあたり。海から2キロくらいのところだった。 川底の小…
うらしま花子の物語(5)手紙①
イエスのみことば:「私が来たのは、羊が命を受けるため、 しかも豊かに受けるためである。私は良い羊飼いである。 良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」 (ヨハネ10:10b-11) 今日の祈り: 「良い牧者、イ…
うらしま花子の物語(5) 「手紙(1)」
イエスのみことば:「私が来たのは、羊が命を受けるため、 しかも豊かに受けるためである。私は良い羊飼いである。 良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」(ヨハネ10:10b-11) 今日の祈り:「良い牧者、イエス…
たまねぎの思い出
修道院では多くの共同体でお食事当番というものがあります。以前は一つの修道院に住む姉妹の数も多く、台所仕事を使徒職として専門に行うシスターがいらっしゃったそうですが、現在は姉妹が交代で作ることが多くなっています。 私は入会…
「捕らわれ人には自由を、つながれている人には解放を」(イザヤ書61:1より)
映画「BOX 袴田事件 命とは」を観ました。 死刑が確定しても無罪を訴え続け、48年ぶりに今年3月、拘置所から保釈された袴田巌さんのニュースをご記憶の方も多いと思います。 映画は、心ならずも死刑判決文を書いた、当時のこの…
うらしま花子の物語(4)南の国の思い出②
真夜中に目が覚める。おねしょをする子供達をトイレに連れていく時間だ。 ベッドの右側にあるはずのドアを無意識に探す・・そして、気がつく、ここは日本だった。 南の国の45人の子供達、親はなくても、貧しくても、暴力の犠牲になっ…
うらしま花子の物語(4)「南の国の思い出2」
真夜中に目が覚める。おねしょをする子供達をトイレに連れていく時間だ。 ベッドの右側にあるはずのドアを無意識に探す・・そして、気がつく、ここは日本だった。 南の国の45人の子供達、親はなくても、貧しくても、暴力の犠牲になっ…
雑草から哲学を学びたい!
私たちの教会には幼稚園が隣接しています。除染のためにグランドは表土を5センチ剥がれ、砂場をはじめ遊具は屋内に設けられて、子供は屋外ではなく、屋内で遊ぶようにしていました。ところが、2年数か月が経ち、線量も幾分下がってきた…
「SAYAMA-見えない手錠をはずすまで」
先日「狭山事件」の石川一雄さんご夫妻の日常生活を3年間撮り続けた、ドキュメンタリー映画を見に行ってきました。 チラシには「殺人犯とされて51年-泣き、笑い、怒り、日々を“凛”と生き抜くふたりの物語」と ありましたが、石川…