今年最初の「祈りとわかち合いの集い」のテーマは『きっかけ』でした。何も意識せずに過ごしている日常の中でも、振り返ってみれば現在私がここでこうして生きるようになった『きっかけ』がたくさんあるはず…教会に行くようになったきっ…
お雑煮にも地域の特色
私たちは、今年の元旦は、「丸餅・白みそ」のお雑煮で祝いました。一般的に言うと、関西のお餅は丸、関東は四角だそうです。お雑煮を作ってくれたシスターのお母様は京都の方で、「元旦は白みそ、2日目はおすまし、3日目はあずき」だっ…
幼子を礼拝する?
クリスマスが近づいてきました。クリスマスミサで読まれるのはルカ福音書の2章。野宿している羊飼いに「救い主が生まれた」と天使が知らせます。それで、羊飼いは「その出来事を見よう」と出かけて行きます。また、マタイ福音書2章は「…
差し出す手
早いもので今年も無原罪の聖母の祭日をお祝いしたら、もう2本目のロウソクに灯がともされています。いつもは聖堂の高いところにある聖母子像にちょっと下界に降りていただき、祭日のために祭壇の下に飾りました。いつも抱っこされている…
FMM日本管区の歩み-11
カナダ管区に支えられた久留米と人吉の創立 1905年 (明治38年)、9月に日露戦争が終結して、早くも12月には管区長のマドレヌ・ド・パジは中国から熊本に到着し、生前マリ・ド・ラ・パシオンが約束していた久留米と人吉の創立…
内戦後の連帯
ボスニアーヘルツェゴビナでは、内戦が終った後も苦しみが続いています。宗教を超えて、苦しむ女性たちとの連帯を生きる FMMの紹介です。 ボスニアーヘルツェゴビナの内戦が終結してからかなりの年月が過ぎ、人道支援グループの援…
Sr.マリア・ヨゼフィナ 村松直子の巻
*キリスト教との出会いは? 私は静岡県出身で、4人きょうだいの一番上の長女として生まれました。家は禅宗の熱心な檀家でしたので、子供の頃は朝仏壇に必ずお線香をあげ、お経も覚えていました。両親は、いわゆる「耶蘇教ぎらい」だっ…
あきらめなければ道は開ける?
毎年この時期になると、私は中高生と一緒にフェルトのクリスマスツリーを作ります。ほとんど毎時間と言っても良いほど、糸をもつれさせる生徒が出て来ます。6本よりの手芸糸から1本を引き抜くときに、あるいは縫いながら、糸をもつれ…
宮城野黙想会
今年の宮城野黙想会は、7名の参加者の方々と一緒に静かな祈りの時を過ごすことができました。「ずっと沈黙の中だったのに、何だかお互い和気あいあいしてた気がする…」という感想もあり、ほんとに一人ひとりが同じ神さまによって繋がっ…
一致の絆:私たちの心を開かせる人
9月後半に「Visit」と呼ばれるローマ本部からの公式訪問があり、会長Sr.Sueと本部評議員Sr.Bibianaが私たちの共同体にも来てくださいましたが、今までとは何かずいぶん違う感じがしました。それは会長からお話を…