私たち2人が、「あふれるほどにいただいた神様の愛に応えて、自分の生涯を捧げたい」と願い、FMMの門をたたいたのは、もう7年も前のことになりました。それから、予備志願期、志願期、修練期の歩みを経て、初誓願のお恵みをいただいたのが2013年。
今、様々なことが感謝のうちに思い出されます。修道生活の初めの頃、新しい生活に戸惑ったこと。落ち込んでいたときにあたたかく見守り、励ましてくださった姉妹たちのこと。いつも祈ってくださっているたくさんの高齢の姉妹たちのこと。フランシスカンであることの喜び。マリア様の使命をこの地上で続ける召命の魅力。書き物や祈りのうちに出会った創立者の姿。
生活を分かち合い、祈りや働き、あるいは病気や高齢を捧げる姿を通して、FMMであることをたえず示し導いてくださった管区のすべての姉妹たち。使徒職としていただいた教会奉仕や事業体でのたくさんの出会いと体験。そして、何よりも、みことばと生活の中で、その深い愛にふれさせてくださった主のこと。
こうして、心からあふれるほどの感謝をいだきつつ、私たちは、4月6日にそれぞれの共同体（東京第2修道院と瀬田修道院）で誓願更新の恵みをいただきました。共同体の姉妹たちと、司式してくださったフランシスコ会の神父様がたに見守られながら、緊張しつつも精一杯の愛をこめて誓願文を読み、サインをしました。これから1年、海外宣教体験や神学の勉強の機会をいただくことになっています。
「ああ、もしあなたが神の賜物を知っていたなら！ どうぞこの賜物を知ってください。
この賜物に応えてください。」 創立者 マリ・ド・ラ・パシオン
(Sr. K.K & Sr. C.O)