マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本管区

派遣

今日、一人の姉妹が新しい派遣を受けて共同体を出発していきました。ヴェトナム管区で終生誓願を立て日本管区へ派遣され、9年前のこの日に日本上陸。日本語の勉強後、保育士の資格を取り働きました。絶えず人々との関わりと交わりを大切にし、植物をこよなく愛した彼女の周りには、いつも笑顔とお花が溢れていました。さまざまな違いの中で、弱さ、限界にも直面し、厳しさと悔しさに泣きました。それでも、どんな時にも神様の働きと恵を信じて祈っていた彼女です。今日、ヴェトナム管区から派遣された時にいただいた十字架と、日本管区受け入れの時にいただいたロウソクを大事に持って、一人、搭乗口に消えていくその姿に、後ろを振り返らずに進みゆく宣教者を見ました。シスター、畑がお花でいっぱいになることが夢でしたね。今、あなたが撒いていったお花の種がたくさん芽を出しています。共に過ごせた日々、本当にありがとうございました。これからも、いつでも、どこにあっても心一つに歩んでまいりましょう。