マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本管区

10th Oct. 福音化と宣教(続き②)

10th October/10月10日
【テーマ】Evangelization and Mission (Continuation)/福音化と宣教(続き)

10月10日の夕方、私たちは前OFM総長で現在の奉献・使徒的生活会省次官のArchbishop José Rodríguez Carballo, OFM(ホセ・ロドリゲス・カルバッロ大司教)と共にミサを捧げる喜びにあずかりました。

Br.JoséはSr. Françoiseに、会長に選出されたことについて祝意を表され、またSr.Sueの元気そうな姿に会えたことに喜びを示されました。そして続けて、キリストによってキリストのうちに集められた家族として今、ミサを捧げますとおっしゃいました。

Br.José は私たちの意識の中に、奉献生活者のための特別年(2014〜2015年)の鍵となる3つの事柄を呼び起こしました。

深い感謝をもって過去の出来事を思い起こすこと
情熱をもって現在を生きること
希望をもって未来を見ること

説教は「平和と善」のあいさつで始まり、以下のことに中心が置かれていました。

  • 信仰の女性となることへの招き:すなわち、私たちの存在のまさに中心にその原点があり、教会が教えている真理を告げ知らせ実践していくことをも含む「信仰」を持った女性となることへの招き。

識別の基準としての信仰について、彼は私たちにこのフランシスコ教皇のことばを思い起こさせ、意思決定をしなければならない時である総会での本質的なポイントを私たちに提供してくださいました。

  • 兄弟的生活の美しさの証人となること: 兄弟的生活はフランシスカンの召命の本質的な面です。この生活は私たちをより人間らしくし、他者を助ける者とし、人間的に成長させるものであるべきです。なぜならもし私たちに人間性、他者への愛がなければ福音的生活について語ることはできないからです。だからくりかえしますが、信仰は兄弟性を生きるために欠かせない核心なのです。私たちは宣教の第一の姿を成すために、兄弟的生活の美しさを告げ知らせ、その美しさを完全に生きる義務があるのです。

  • 希望の女性となりなさい!希望は信仰から生まれます。ですから希望を生き、人々に同じように生きたいという望みを与えなさい。

José Carballo大司教は、深い霊的な交わりと多様性の一致のもとで働かれる聖霊のうちに総会が続いていくことへの希望とともに説教を締めくくりました。

神が共にいてくだされば不可能はないことを信じましょう!

(FMM本部公式ホームページ掲載のAgnès Dioufの報告より日本管区ITチーム編集)