マリアの宣教者フランシスコ修道会 日本管区

戸塚修道院

戸塚修道院 (聖母の園)

 戸塚修道院はJR戸塚、大船、藤沢からそれぞれ4キロほど離れた、国道一号線沿いにあり、1937年に開設されてから、「聖母の園」として知られています。

 マリアの宣教者フランシスコ修道会日本管区の修練院(養成の家)として開かれた修道院なので、私たちにとっては心のふるさとのようなところです。春には筍、桜やつつじ、夏は大きな樹木が木陰をつくり、秋にはコスモスと銀杏と栗が、冬はミカンと梅など、四季折々の自然に囲まれた広い敷地です。その中に第1修道院、第2修道院、ナザレトと呼んでいる養成の家(修練院)の他に、聖母の園老人ホームと聖母の園保育園があり、聖母の園ファミリーを構成しています。第一修道院には、介護棟と「マリ・ド・ラ・パシオンの家」(高齢姉妹の家)もあって、ほとんど活動的な生活から退いた高齢の姉妹たちが介護を受けたり、お世話したりしながら生活しています。活動的ではなくなったといっても、宣教生活が活発でなくなったというわけではなく、今は祈りによる宣教生活が中心になっています。

 敷地の真ん中には大聖堂があり、日曜日には原宿教会として、ミサが捧げられ、日中も祈りに立ち寄る方が少なくありません。この聖堂での毎朝のミサと聖体の前での祈りは私たちの生活に活力を与えてくれます。

 この戸塚修道院が創設された時、当時の横浜大司教シャンボン司教様は「聖母の園が祈りと礼拝のセンターとなって、ここから国中に神の祝福と恵みが広がっていくように」とおっしゃいました。実際、高齢のシスターたちの祈りは熱心で、日本と世界のあちこちで働く姉妹たちとともに、また祈りを頼まれる方々のためにする祈りは私達の生活の中心となっています。時々祈りの大きな力を体験することもあり、管区と社会を祈りの力で支えています。

 総勢約80人のシスターがこの聖母の園に生活しているので、それぞれの人生経験も豊かで、共同生活も、それなりにいろいろな出来事の中で笑ったり、怒ったり、悲しんだり、ぶつかったり、喜んだり、励まし合ったり、毎日単調な日はありません。

  毎年クリスマスには、この聖母の園の事業所で働くすべての方々とシスターたちがともに祈り、お祝いするのも楽しみな行事の一つです。