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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)
  • 世界中搾れ動いている新しい年にあたって、在伯46年も過ぎた私達、初心を新たにして、日系布教に励みたいと念じております。
    (ブラジル・タピライのカテキスタ会 箕浦マサ 野田芳子)
  • 日本から、皆様がいつもお声をかけて下さり励まして頂いていることが大きな支えとなっております。ペルーで、貧しい人々の中に居られるキリストに仕える、素晴らしい使命を、毎日の平凡な仕事の中で絶えず想い起こし、意向を新たにして行きたいと思っております。 2001年は、様々な出来事に遭遇した一年でした。平和を心から願う一年でした。 憎しみ、復讐の恐ろしさを反省した一年でした。そんな中で、神を近くに感じた年でもありました。
    (ペルー・宮崎カリタス修道女会 田中ミ子・ペルー地区共同体一同)
  • 「きずな」を通して、日本から沢山の宣教者が海外でお働きになっていることを知り、私の励みになります。
    (ハイチ・クリスト・ロア宣教修道女会 阿部道子)
  • いつも暖かいお心遣い、本当に有り難うございます。先日、ヨハネスブルグで私達の会の集まりがあった折、フランシスコ会の根本神父様女子パウロ会のシスター植山由紀と短い出会いの時が持て、お互いの苦労と喜びを分かち合いました。南アフリカは犯罪、貧困、HIV(エイズ)問題を抱えて苦しんでいます。
    (南アフリカ・イエスの小さい姉妹の友愛会 片井暁子)
  • 先日は素敵なカレンダーをお送り下さり有り難うございました。新学期が始まった保育園(Creche)にも、子供たちの元気な声が帰って来ました。ブラジルの教会もインディオと申達帯をテーマに歩み始めています。
    (ブラジル 大阪聖ヨゼフ宣教修道女会 姉妹一同)
  • 素晴らしいカレンダーと手帳、教会のハンドブック等々有り難うございました。皆様のお働きに感謝しつつ。
    (ブラジル・信徒カテキスタ会 菊地麗子)
  • 私はアレキサンドリアで21年目を歩んでおります。エジプトも世界情勢に比例して、増々、経済圏難に陥っています。数年前から企画されたアレキサンドリアの図書館が4月23日に落成、とても立派なものが完成しました。 知能障害児センターには50名の子供たちが居り、子供たちの輝いた心が、私たち25名の指導者の生きる、働く力となっています。
    (エジプト・マリアの宣教者フランシスコ修道会・島村哲子)
  • いつもご支援をいただき有り難うこざいます。私どもの共同体にインド人の姉妹が来て、ますます国際色豊かになって来ました。 共に生活すると、その国の知られていない面も知ることが出来てとても良い勉強になります。
    (ドイツ・聖パウロ女子修道会  比護キクエ)
  • 主の平和と喜びをともに感謝しています。
    (ミクロネシア・援助マリア修道会  赤岩恵子・木村和恵・真浦キヌエ、Srアンジュラ、M.Christina
    Elias、Sr Martha 、Sr斉藤)
  • 「きずな」を有り難うございました。フィリピンも学年末には、幼稚園、小学校では卒業式、真っ白なドレスを着た6年生やお化粧をして小さなレディになった幼稚園児を見かけました。貧しい家庭でも、わが子の晴れの日のために他を犠牲にしても準備します。四旬節には、教会の入口から祭壇まで跪いて進む人、十字架の道行のステーションに花を飾ったり、ロザリオの祈りを捧げる人々の姿が目につき、彼らの熱心さに感心させられました。
    (フィリピン・ショファイユの幼きイエズス修道会  松村靖子)
  • 美しい日本のカレンダー(つつじ)を有り難うございます。一番人の出入りする応接間に掛けて精神衛生上も良い目の保養をさせてもらっています。此処ブラジルは日本と裏腹で真夏です。あちこちで、雨による水害が起こり、貧しい人達が土砂崩れで全てを失って苦しんでいる一方で、カーニバルの宣伝一色。国の文化祭で仕方がないと思う反面、価値判断に疑問を感じます。
    (ブラジル・宮崎カリタス修道女会  川端千鶴子)
  • 皆様の祈りとご援助に支えられて、今日までパラグアイで神様の道具の一部として働かせて頂けることを感謝しています。 ここ、ピラポも日本の援助のおかげで移住地の中心にアスファルト道路が造られ、街のあちこちの道も石畳の道路に代わり、少し街らしくなりました。雨が降っても赤土に悩まされず、車で走ることが出来るようになりました。
    (パラグアイ・聖霊奉侍布教修道女会  林 静子)






『日出ずる国から日出ずる国へ』

〜東ティモールへ〜
イエズス会 山田 経三
 私は、東ティモールの新しい国づくりに協力するため、イエズス会東アジア・太平洋協議会から派遣されます(2002年4月28日出発)。
新しい国名は「ティモール・ロロサエ=日出ずる国ティモール」です。2000年9月から3回にわたり、それぞれ約1カ月問調査した結果、現地での私の役割は地元の人々の自立を支援することで、既に、その原則で支援しておられる日本をはじめ各国のNGOsの諸活動の協力推進と調整役であり私の専門の「経営組織論」「リーダーシップ論」「経営・経営倫理」が何らかの形でお役に立ち得ることが分かりました。
長年取り組んで来た「共生・違いを喜びとし互いを必要としつつ、共に生きる」と「解放の神学、キリスト教基礎共同休づくり」の実践がこの地においても役に立つものと期待しております。
JAPANとは「Justice for All,Peace for All Nation=世界人類全ての人に正義が、全ての人に平和がありますように」であり、許しなくして正義はなく、正義なくして平和はありません。この実現のために貢献する国に日本がなりますように。その証しのために、微力ながら協力させて頂くために「日出ずる国、日本」から、「日出ずる国、ティモール」へ行って参ります。






『ECHO』

  • 「きずな」78号読ませて頂きました。有り難うございました。本当に皆様のお働きに心を打たれます。
    (東京・小金井市 村松嘉世子)
  • 昨年春、ブラジルで宣教師として働いた同級生、田中亮神父が亡くなり、堤神父と私は、札幌での葬儀ミサに出ました。     (春日井市 平津忠雄)
  • 「きずな」有り難うございます。毎日、暗いニュースが伝えられ、心痛めております。 海外でお働きの皆様の上に、神様の豊かなお恵みをお祈りしております。
    (宮崎・小林市 富山和子)
  • 海外の皆さんのために頑張って下さい。
    (沖縄・浦添市 石神忠真郎)
  • 日本の平和の蔭で苦しんでいる地球上の人々に気づくことが出来ました。
    (愛媛・丹原町 近藤恵津子)
  • ショファイユの幼きイエズス修道会の Sr 松本公子の大学時代の同級生11名で集まっている読書会「みどり会」からの寄付です。
    (東京・渋谷・みどり会 佐々木厚子)
  • 「きずな」を有り難うございます。パラグアイの Sr 上谷も元気でいるようです。
    (京都・車阪町 森口登代子)
  • いつも「きずな」を有り難うございます。内容の充実に毎回感心いたします。現地のスタッフの皆様、事務局の皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
    (鹿児島市 岩崎正幸)
  • 僅かですが、お役に立てば幸いです。お祈りと共に、シスター一同。
    (兵庫・洲本市 聖母被昇天修道院)
  • 現地でお働きのシスター方の上に、主のお恵みが絶えずありますように祈ります。
    (千葉・我孫子市 富平俊枝)
  • 「きずな」78号ご送付下さって御礼を申し述べます。21世糸己に入り、世界におけるキリスト教の使命やポジションはまた、誠に大きいと存じます。末筆ながら、皆様方のご健勝とご活躍をお祈り致しております。
    (埼玉・上福岡 杉岡三千雄)
  • 以前、ブラジルでの信徒宣教に従事して帰国の後、今まで、約6年間にわたり、「きずな」を愛読させて頂いていました。僅か4年間の活動でしたが、多くの海外宣教者の皆々様を支援することこそ、私たちのささやかな応援と思います。
    (静岡・藤枝市 森田義彦)
  • 小さい人々がどんなに皆様を必要としていることでしょう。皆様は地上の天使です。天の露の滴りです。この世の砂漠は、皆様の露の滴りで潤されていきます。「Q家の話」、こんなショッキングで息が止まりそうでした。これからもいろいろなことがあるでしょう。主のお助けを願わずにはいられません。
    (熊本市  奥村フサエ)
  • 日毎に春めいて参りました。何も出来ない私たちです。少しでも皆さんの支えになれば幸いです。
    (北九州市・春の町  加登本 拡)
  • 共同体の祈りと労働の一部で、協力させて頂きます。
    (北海道函館市・上湯川町 天使の聖母トラビスチヌ修道院)
  • 厳しい現実との戦いの中で、神様の手足となって働いておられるシスター達に心より感謝しご活躍が一層有意義なものとなりますように。
    (兵庫・姫路市・東辻井  川端瑞代)
  • 自分としては、宣教師の皆様の出国前の語学研修のお役に立てれば・・と身の程知らずに居ます。何が出来るわけでもないのですが、いつか、事務局にもお邪魔したいものです。
    (埼玉・さいたま市 吉田八世恵)
  • 海外宣教者の皆様のご健康とご無事を、お祈り申し上げております。
    (千葉・市川市・南行徳 秋保和子)
  • いつも、ご活躍ご苦労様です。「きずな」78号の Sr 斉藤クニ子(礼拝会)の「見捨てられた母子」の文は感動を覚えました。すぐ傍に居れば、飛んで行って上げたいのですが、それも出来ませんし、どこの国の方々も同じように困っているのでしょう。ほんの少しですが、献金させて頂きます。
    (栃木・下都賀郡・友沼 細谷源次)
  • 神様の御業を感じつつ、庭の福寿草を見つめています。皆様のご活躍が、より実りの多いものとなりますよう、お祈り致しております。
    (北海道・札幌市・カトリック北26条教会 今野ユリ子)






    『新・会員名簿・数』

     (敬称略) 新会員  個人 14   法人 10
    会員数  個人 424   法人  1759  賛助  41
    総計 2224
    (前回2230は誤り)






    『派遣宣教者ご紹介』

     (敬称略)
    Sr山口多香子(サレジアン・シスターズ) 〜ボリビアヘ〜(再)
    Sr山口多香子(サレジアン・シスターズ) 〜ボリビアヘ〜(再)


    山門経三神父(イエズス会) 〜東ティモールへ〜
    山門経三神父(イエズス会) 〜東ティモールへ〜


    堀江節郎神父(イエズス会) 〜東ティモールへ〜






    『帰天』

    故・永瀬小夜子様(ショファイユの幼きイエズス修道会)
    故・永瀬小夜子様(ショファイユの幼きイエズス修道会)
    (2002年4月5日)
     ショファイユの幼きイエズス修道会会員のシスター永瀬小夜子さんが2002年4月5日アフリカ・チャド共和国のン・ジャメナで急死なさいました。
     Sr永瀬は1934年7月18日生まれ。
    1956年3月31日、福岡教区久留米教会で洗礼を受け1959年4月5日ショファイユの幼きイエズス修道会に入会。1961年10月初誓願、1966年10月終生誓願。
    1961年から1987年まで、管区本部やイエズスの聖心病院の会計、精神薄弱者施設の保母等の使徒職を経て1987年12月18日からチャド・ン・ジャメナのカバライ宿泊センターでチャドに出入する数多くの宣教者達に奉仕した。明朗、率直、豊かな包容力を持つ、Sr永瀬の死は現地、ン・ジャメナの聖職者、神学生、信徒たちにも大きなショックを与えています。「きずな」にも毎号のように、チャドからのレポートを送って下さり、読む人に大きな感銘を与えて下さいました。
     修道生活40年5ヵ月、チャドで14年4ヵ月の宣教を終え、帰天されたシスターの葬儀は4月10日、現地で行われました。
     み魂の安らかならんことを。






    『現地報告会のお知らせ』

     このほど、宣教地から帰国された宣教者から現地の実情を聞く「報告会」を開催致します。
     多数、ご参加下さい。
    日時 2002年9月28日(土) 午後1時30分〜
    テーマ 「チャドでの10年間」
    報告者 Sr天野 洋子 (援助修道会)
    会場 ニコラ・バレ(ショファイユの幼きイエズス修道会) 9階講堂 (東京・四谷)
    会場案内 JR中央線「四谷駅」下車。麹町口出口に出て、左斜め角の赤い煉瓦塀の建物。
     千代田区六番町14−4 03−3261−0825






    『編集後記に代えて……』

      「きずな」79号を皆様のお手許にお届けします。
     今号の編集にとりかかろうとした矢先、突然にチャドのSr永瀬「帰天」のニュースが飛び込んで来ました。年4回発行される「きずな」に、毎号のようにSr永瀬はチャドからのリポートを寄せて下さいました。その文面からも、シスターが本当にチャドに生き、人々を愛しておられることが、読む我々の胸に脈々と迫り、感動させられました。
     み魂の安らかならんことを。
     「会」が発足して、今年9月で20周年を迎えます。「ゼロ」から出発した「会」も、今や会員数2200人を超える会に成長しました。
     皆様のご協力の賜物と感謝します。
     一層のお力添えを得て、「会」がさらに発展し、世界各地で、苦難の中にも宣教されている宣教者と一致出来ることを心から祈っています。
    (山鳥)