『ECHO』
『おたよりありがとう』『インドネシア青少年奨学金募金要項』アジアと日本は歴史的にも地理的にも深い関係を持っています。世界の人々と共に日本人が歩むためにもいろいろな型で協力して行くべきでしょう。 特に若い人々の教育はその国と世界の豊かさにもっとも関係のあることではないかと存じます。 このたび、インドネシアの宣教者から青少年の奨学金のお願いがまいりました。 14歳から20歳までの中、高校生を中心にした(20歳は神学生)青少年の三年間の学費の援助ですが、メダン大司教区の大司教様もラウディキー教区の神父様もこの要請をくりかえしておられます。 又この青少年に直接かかわりあいをもち現地で働いているのは聖母カテキスタ会の宣教者シスター浜谷真佐美でいらっしゃいます。 人と人との暖い結びつきの中にこの協力が行なわれたいものだと思います。 奨学金は一人々々個別に直接現地にお送りいただくと複雑になりますので当会でまとめさせていただきます。 一口二万円一、一人分の一年間の奨学金の平均です。換金のため少し多めにしてあります。 一、二口いただけますと一人の二年間分の奨学金となります。 一、一口で一年又は二年間継続いたして下さっても結構です。 一、何人かの方々が集りて一人分の奨学金を出すこともできますので一口分でなくても結構です。 後程その奨学金がだれにあたるかはお知らせ申しあげます。 『バザーに参加させて下さい』各教会や団体などで、バザーを開く場合、フィリピン製の竹カゴ、竹製品や、シシュウ入りのタオル、クッションなどを加えて下さいませんか。フィリピンのお母さんたちが作った手造りの品です。売上げは、現地に送り、貧しい人たちの生活費の一助となります。 もし、バザーにそれらの品物を加えようと思われたら、「海外宣教者を支援する会」事務局(移住協議会内)へお問い合わせ下さい。 ご斡旋いたします。 『海外宣教者を支援する会「友の会」結成を!!』個人、賛助、法人会員の皆さま、皆さまの住んでおられる地域に海外宣教者を支援する会の友の会を結成して下さいませんか!。事務局にお便り下されは、皆さまがお住いの地域の他の会員の方の住所等をお知らせ致します。支援の輪をさらに広げましょう。 『きずなへ原稿を!!』「きずな」は日本国内の会員のみならず、海外の宣教者たちからも、大いに期待されております。紙面内容をさらに充実させるために「きずな」の発行意図をご理解下さり、皆様の御寄稿をお待ちしております。 世界各地の宣教地からのお便りを読むと、今、全世界的に、インフレ、生活難、貧富の格差、差別が拡がっております。その中に、単身、宣教者として派遣され、主の証しをすることの難しさを、読む一通一通のお便りの中に痛感させられます。今や争いある大地(ところ)では生命の危機にさえ、さらされようとしておられる宣教者の方々の上に、主のご加護を祈り、恩寵の豊かならんことをお願い祈りつつ―も(やま) 『編集後記』主のご復活おめでとうございます。それぞれの宣教者の方々が、それぞれの地で主のご復活祭をお迎えになったことと思います。 今年の日本の冬は長く、異常気象が続き、東京では気象台はじまって以来といわれる大雪警報が26回も出て、人々を驚かせました。 しかし、そのおかげで、遅い椿と梅と桜の花々が、四月に入って咲き揃うという、絢爛(けんらん)の春が訪れました。神さまは味なこと”をなさいます。 世界の、さまざまな困難のある宣教地で、宣教に従っておられる皆さま方の、いささかのお力添えができれはと思い、できるだけの情報を集めて、この「きずな」第6号をお手許にお届けいたします。 一昨年九月「海外宣教者を支援する会」が発足した時は、発起人らわずか川人前後でしたが、一年半経た今日では、法人会員は六百法人に達し、毎月、賛助会員、個人会員の数も増えつづけています。 さらに大きく支援の輪が拡がり、海外の宣教地で働く方々に、少しでも多く、お力添えができれはと思います。 |