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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『新派遣者紹介』


お元気でご活躍ください。


ブラジル マリア布教修道女会 川野恵美
ブラジル マリア布教修道女会 川野恵美

イタリア マリア布教修道女会 中村邦子
イタリア マリア布教修道女会 中村邦子

カンボジア カトリック信徒宣教者会(玉造教会) 重富浩子
カンボジア カトリック信徒宣教者会(玉造教会) 重富浩子






『こんにちは!お久しぶりです!!』


事務局訪問の宣教者の皆様
(日付は来訪日)

2006年10月13日
コングレガシオン・ド・ノートルダム Sr上谷善子:パラグアイ

 パラグアイ国イグアスの宣教から帰り、7年ぶりに寒い北半球のクリスマスとお正月を過ごしました。あちらで出会った若者たちのうち、かなりの数の人たちが留学や出稼ぎで日本に住んでいます。今後この人たちとのかかわりを続け、パラグアイの家族との繋ぎ役となり、私たちが受けた親切と恵みのお返しができたらよいなと思っております。


2006年10月20日
聖フランシスコ病院修道女会 Sr藤岡正恵:タンザニア

 地球の反対側から送られてくる『きずな』を通して、世界中に派遣されている方々と強く結ばれていることを感じます。少々の困難にぶつかっても、勇気を持って挑戦する力を汲み取ることができます。共に働いているアメリカ、ドイツ、ポーランドの姉妹たちにもいつも伝えています。皆様お一人お一人に"ありがとう"を申し上げます。


2007年1月7日
宮崎カリタス修道女会 小下和代:ブラジル

 今回の休暇は9日間の霊操に始まり、セミナーでは誓願25、50、60周年のグループと一緒に創立者の足跡をたどる旅に参加、修道会の創立と宣教の原点を深く見つめる貴重な体験ができました。また、伯母の誓願60周年の祝いにも参加し、今までと違う恵みの中で宣教地に旅立つ活力をいただきました。その上、申請していた援助金もいただき、本当にありがとうございました。






『ザ・メッセージ(海外短信)』

  • いつも『きずな』や雑誌をありがとうございます。ロスでの宣教活動は30数年になり、現在は日系カトリックセンターのお手伝いをしています。アメリカで唯一のセンターですから、他の州からや海外からも問い合わせがあり、一つ一つを大切に、協力していくよう努めております。お祈り、ご支援を深く感謝しつつ。
    (アメリカ[ロサンゼルス] 宣教クララ会 中嶋芙美子)
  • 『きずな』に記事を載せていただきありがとうございました。毎日、牛の出産を待っています。ドクターは1月中には出産といっています。いつも私たち海外宣教者のためにお祈りとご援助をありがとうございます。お互いに主の畑で働いていきましょう。
    (ケニア マリアの御心会 野間順子)
  • 日ごろからカンボジアへの温かいご支援をありがとうございます。また、今回の援助申請が承認されたと聞き、大変感謝いたしております。至らない自分を神様に捧げて活動を進めていきたいと思います。
    (カンボジア JLMMカンボジア事務所 高橋真也)
  • 釜山の友愛会は特に売春の女性のために捧げられていますが、政府の方針で2007年までに、この街を取り壊す計画で、9月13日に私たちも街の近くに引っ越しました。ここのお友達の一人、盲目の方ですが、クリスマスに洗礼の恵みを受けました。神様の恵みに満ちた年でありますように。
    (韓国 イエスの小さい姉妹会 多嶋田愛子)
  • 今年もいろいろお心にかけていただきありがとうございました。送っていただく本や雑誌はサンパウロのサンジュダス日系共同体と、マリリアの暁の星共同体に回して大変喜ばれています。もしできましたら、「カトリック生活」も続けていただけたらと願っております。こちらは例年になく暑い日が続いて、一雨降ると一息つくのですが、その度に下町、ファベラ(スラム)の方は浸水して家が倒れたりして大変なのです。
    (ブラジル[サンパウロ] マリアの宣教者フランシスコ修道会 佐藤和)
  • 定期的に「あけぼの」をはじめ数種の美しい雑誌をお送りくださり感謝しております。やさしい日本語、わかりやすい表現に日本語のすばらしさを再認識しております。同時に日本社会の現実を知り、宣教の必要性を感じております。私たちが読んだあと、隣国のキンシャサに住む2人の日本人姉妹に送っております。ありがとうございました。
    (コンゴ[プラザビル] マリアの宣教者フランシスコ修道女会 高木良子)
  • タイの2人の志願者、アティタヤーとパームがフィリピンの志願院で元気に励んでいます。彼女たちに続くパウロの娘たちを求めて祈っています。広大な収穫の多い畑なので、神様はきっとよい働き人を送ってくださると信じてがんばっています。
    (タイ[バンコク] 聖パウロ女子修道会 阿部羊子)
  • 今年もまた物心両面で支えてくださって本当にありがとうございました。先日カトリックの月刊誌5冊がトロントから回送されて、無事受け取りました。ケベックで雪のないクリスマスを迎えるかもしれないと、緑の芝生を見ながら、何となく変な気持ちです。
    (モントリオール 師イエズス修道女会 原田昌子)
  • チャドは北の方で小競り合いが続いていますが、ギダリには影響がないようで、共同体のメンバーは皆元気です。皆様にご心配をおかけしましたが、ギダリ診療所から送り出した青年が無事看護師の免許を携えて帰り、11月から仕事を始めています。スタッフとの人間関係もよく、2007年1月から正式に採用となりますが、すでに11月の給料で第1回の奨学金の返済を済ませました。神様はいつも何か喜びを与えてくださいます。
    (チャド[ギダリ] ショファイユの幼きイエズス修道会 入江多嘉子)
  • カレンダー、『きずな』などありがとうございました。『きずな』を通して世界各地でお働きのミッショネールに、私たちの祈りを通して共に働かせていただいております。争いの絶えないこの世界に神が平和のたまものをお与えくださるよう祈るばかりです。
    (ベルギー[ブルージュ] カルメル修道女会 出口節子)
  • いつもいつも『きずな』やいろいろなものを送ってくださってありがとうございます。ブラジルでの生活も今年、31年目となりますが、ここイボチではひとりの生活です。おかげさまで病気らしい病気もせず、日曜日すらゆっくりする暇もなく、忙しく元気に働かせていただいております。ささやかながら皆様のためにお祈りしております。
    (ブラジル[イボチ] 聖マりア在俗会 高田照子)






『ECHO』

  • この一年たくさんの出来事があり、悲しみや痛みが深くなっている社会ですが、命の源であるイエス・キリストが誕生されたことをお祝いし、学園(幼・小・中・高の生徒および教職員)で献金をいたしました。お役に立て ていただければ幸いです。
    (東京都 田国調布讐葉学園エリザベット会 代表滝口佳津江)
  • キリスト者として、地球市民として、望まれるところへ行ってお働きになっていらっしゃる方々の上に、大きな力が添えられることを祈っています。
    (愛知県 東山教会)
  • 子どもたちは世界の平和のために、また、食べ物のない子供たち、家のない子供たち、病気で苦しんでいる子供たちのために、という意向で祈り、献金に励みました。どうぞお使いください。
    (東京都 ミッションサンタクララ幼稚部)
  • いつも『きずな』をありがとうございます。海外宣教者の方々のご活躍には心打たれます。
    (岡山県 斉藤武信)
  • わずかな献金ですが、お役に立てれば幸いです。シスタ一同のお祈りと共に。
    (香川県、聖母被昇天修道会高松修道院)
  • 地球家族の上にキリストの平和、希望の光が与えられますように。共同体の祈りとささやかな労働のみのりで協力させていただきます。
    (北海道 天使の聖母トラピスチヌ修道院)
  • 本校の保護者に献金を呼びかけました。少額ですがお送りいたします。
    (東京都 双葉小学校)
  • この会の皆様の寛大なお働きによって、多くの方々が助けられていることを知り、深く感謝しております。
    (東京都 サレジアン・シスターズ聖ヨゼフ修道院)
  • 宣教者の方々のために、『きずな』編集の皆様のために、神様の豊かな祝福とお恵みをお祈りしています。
    (東京都 羽村美智)
  • 皆様のご健闘を祈ります。
    (沖縄県 城間修友館石神忠真郎)
  • 宣教者の皆様のご活躍を祈りでお支えしております。事務所スタッフの皆様ご苦労様です。切手代にしていただけたら幸いです。
    (長崎県 聖母訪問会大江修道院)
  • 新しい年を迎え、皆様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。信徒の皆様のお心と共「にお送りいたします。
    (北海道 札幌北26条教会)
  • 97号の巻頭言「キリストと共に生きることを学んだ8年」を読んで涙が止まりませんでした。先日来、度々テレビを通してアフリカの子供たちの悲惨な様子を知ったからです。お祈りと共に心ばかりですが、お送りいたします。
    (東京都 佐藤幸子)
  • 12月15日のこどもの家クリスマス会で、子供のサンタが集めたお金を送ります。
    (愛知県 カトリックこどもの家石田美俊)
  • 皆様があたたかい心でクリスマスを迎えすることができますよう、お祈りしております。
    (神奈川県 函嶺白百合学園小学校)
  • 1957年4月7日、スイスのバールにて司祭に叙階されて50年、その間に受けた神と多くの人からの愚に感謝し、残された日々をこれからの教会の真の姿を求めていくつもりです。
    (東京都 聖ミカエル修道院粕谷甲一)
  • 僅少ですがお役に立ててもらえば幸いです。
    (香川県 内海教会 岩永千一)
  • 12月に白百合女子大学のチャペルで行われたコンサートに、広島に住む夫の姉の孫が演奏するというので、姉夫婦、大阪の妹夫婦とともに行きました。シャルトルの聖パウロ修道女会の経営の大学と知りました。家に帰って送金しようと『きずな』を見たら、シャルトルの聖パウロ修道女会のシスターの巻頭言が載っていました。
    (埼玉県 村上和)
  • バザーの売り上げの一部ですが、お送りします。
    (兵庫県、園田教会)
  • 海外宣教者への支援を、いつもありがとうございます。小額ですがお役に立てていただきたく送ります。
    (広島県 援助マリア修道会)
  • いつも『きずな』をありがとうございます。記事の内容は言うに及びませんが、シスター方のお顔写真の笑顔がとてもすてきだと思って拝見しています。
    (千葉県 平松裕子)
  • 皆様の上に聖母のお護りがいつもありますようにお祈りしています。
    (秋田県、聖体奉仕会)






    『悲しいお知らせ』




     昨年12月16日マダガスカル・アンポヒナリオのシスターマリア・ゴレッティ遠藤能子(マリアの宣教者フランシスコ修道会)は、救急車で病院へ運ばれる途中に天へ召されました。63歳。現地で18日の朝8時からアンチラベで葬儀ミサが、司教様をはじめ15人の共同司式で執り行われましたが、人々に慕われ愛されたシスターとのお別れに、参列者が多く聖堂に入りきれないほどでした。10月のアベ・マリア産院の60周年記念で、シスター牧野、インド人のシスターと共に、こちらでは最高の勲章を受けたばかりでした。28年間マダガスカルで働き、身も心も捧げ尽くして燃え尽きましたが、皆の心の中には今でもいきいきと生きています、とシスター平間理子が伝えてきました。
     一方、日本では1月28日に中谷功神父(フランシスコ会)による追悼ミサが、マリアの宣教者フランシスコ修道会の聖堂で行なわれました。管区長のシスター梶川邦子の追悼の言葉は次のとおりです。故シスターゴレッティ遠藤能子のために沢山のお祈りをありがとうございました。あまりにも急な悲しい知らせに驚きつつ、日が経つにつれてシスターが「遣わされたもの、世界宣教に奉献されたものとして、聖体のうちに使徒的活力を汲みながら、マリアのように無条件に自分を差し出して生涯これにかけます(会憲36)」という私たちの修道会の精神そのものを信仰と謙虚な愛のこもった奉仕のうちに生き抜かれたのだという尊敬の念をますます強くしています。
     シスター遠藤は、マダガスカル管区に派遣されてすでに28年近くになりますが、その間、キリストの言葉を運ぶものとして、また、助産婦として現地のかたがたのために心と身体のすべてを尽くして働かれました、それが出来たのは、シスターが属したマダガスカル管区の姉妹たち、一緒に働いた人々、生活をともにわかちあった土地の人々、また彼女のためにあらゆる擾助を惜しまなかった国内外の友人たちの支えがあったからこそだと思います、心から感謝いたします。きっと天国で残された私たちを見守り、彼女の遺志をついで、周りの助けを必要としている兄弟、姉妹たちのために精一杯自分を与えてゆけるように応援してくださることを信じています。






    『事務所移転のお知らせ』


     2007年3月10日(土)に、事務所が新宿区中落合から、港区六本木のフランシスコ会ヨゼフ修道院内に移転することになりました。所在地は右の通りです。(電話、ファクスは12日午後2時に開通します)
     約6年前から、当会はマりアの宣教者フランシスコ修道会のご厚意で、修道会敷地内の一隅の部屋をお借りして活動してきました。その間、修道会の皆様から物心両面で大変お世話になりました。スタッフ一同から感謝し、お礼申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。






    『新入会員』


    個人会員4名
    団体・法人会員4件






    『編集後記』

  • 日本カトリック信徒宣教者会(JLMM)は本年、創立25周年を迎えられ、2月3日に記念のミサと式典が行なわれました。心からお祝い申し上げます。このたび事務所も近くなりお世話になりますが、お互いに力を尽くして活動してまいりましょう。
  • 今年もまた世界各国、国内のあちこちからクリスマスカードやメッセージ、お年賀状をいただきありがとうございました。すべてご紹介できないことを心苦しく思っております、
  • シスター遠藤のあまりに急な帰天は、驚きと大きな悲しみをもたらしました。「きずな」84号(2003年9月)には巻頭言を、86号(2004年3月)にはお便りをお寄せくださり、そのご活躍ぶりが未だ記憶に新しいので信じられないことでした。どうぞ安らかにお眠りください。
  • 今年、日本は暖冬で梅の花が一重も八重も、紅梅も白梅も、しだれも一斉に咲いてびっくりしながら眺めています。何もかも温暖化のせいにするばかりでなく、本当の知恵を働かせるときが来たのだと思わずにはいられません。(す)