(海外短信)
(敬称略)
「きずな」を頂き、早速読ませて頂きました。日本で何度かお目にかかった方々の記事も拝見しました。活躍しておられる様子を嬉しく読ませて頂きました。
(ローマ・イエズス会 小林稔)
フィリピンの雨期は一日に一回、すごい雨が降り、一瞬にして道も水たまりになり、ジプニーは水しぶきをあげて走ります。低い家々も水びたしで大変な生活のくり返しです。
(フィリピン[マニラ]・援助修道会 勝谷久子)
つい最近まで「マザーテレサ・あふれる愛」と「マザーテレサ愛を語る」を読むまで、マザーテレサ姉の貴いお働きも.殆ど知らなかった無知な私ですので、こんなに多くの日本人のシスターが働いておられることを知り、本当に驚き、感謝です。海外におられるシスターの、貴いお働きが、ますます、主イエス様に祝されますように。
(北海道・釧路市 矢野多恵子)
私がカナダにおりました時「きずな」をお送り下さいまして本当にありがとうございました。毎回、皆さんのお便りを感激しながら、読ませて頂き、皆さんと心を一つにして祈っておりました。私は2年10カ月のカナダの生活を終え、さる六月末に帰国しました。これから会津若松の方で仕事をすることになりました。
(会津若松市・無原罪聖母宣教女会 小藤美代子)
メキシコに居りました時に「きずな」をお送り下さいまして本当にありがとうございました。私はスペイン語の勉強をしていたのですが、「きずな」は唯一の日本語に接する機会でしたので、一字一字を感激しながら読ませて頂きましたこと、なつかしく思い出します。
(下関市・三位一体の聖体宣教女会 大山麗子)
北26条教会の、主任司祭である場崎神父様から「海外宣教者を支援する会」のことを知らされ、「とりくんではどうか〜」と言われました。当教会では、ブラジルへいらした田中神父様の活動の内から、要望に応える形で物品を送ることがたびたびあり、そういう事を見てはおりましたが、支援を継疲という形式でやってゆくとなると、やはり誰かが、あるいはどこかが窓口にならねば……ということが話をきり出された場崎神父様のお考えにあったのではないかと思われます。とくに活発に自発的にというスタートではありませんが、皆が日頃から、何かをしたい”しなければ”というものは、飢餓の中の人々、不安定な社会状況下の人々のニュースを耳にするにつけて、抱いていたのだとも思われます。そのことは、「支援する会」への協力をよびかけた後、表われてきたようです。お母さん達の会(マリア会)の内で、一人で千円はたいへんでも、一人二百円で五人のグループをつくろうということで、只今、五つのグループがあり、さらに加わって下さる方がふえつつあります。木当にできるぶん”を長く続けてゆけたらと考えます。とくに子供達には、祈りの貯金をお願いしました。天のお父さんは、子供の祈りに耳を大きくして聞いて下さり、どこで祈りが必要かを知っておられるから、天のお父さんの所に、お祈りを貯金して下さいと……。また待降節、ご復活の時に、祈りと痛みを伴ったお金を入れてもらうため、献金箱を置く予定でおります。多分、お金はいくらでも必要で、祈りもいくらでも、なすべきことはあとからあとから……という状態なのだろうと思います。そんななかで、本当に小さな奉仕かもしれません。そして私達は歩き始めたはかりですが、そこに出来る事があって、またさし出せる手があるならば、私達のなせる分を関わってゆきたいと思っています。
(北海道・北26条教会)
いつもきずなを送っていただき、ありがとうございます。知りあいの人からきずなをみせてもらったのが一年ほど前でした。このごろはおくられてくるのを楽しみに読ませていただいています。こんなに沢山の日本人が外国のそれも奥地で働いている事を今まで全然しりませんでした。自分の身におきかえてみると、物に不自由はなく、毎日無事にくらせる日本からぬけ出して、僻地の人たちと生活を共にする事は大へんな事だとおもいます。お休みでしばらく日本にかえられても、又すぐ、みんなが待っているから……ととんでかえられるとか。その人々をそのようにかえるのは一体何なのかとこの頃考えています。ただ頭の下がるおもいです。
その人々の事を少しでもしって、一人でも多くの人たちにつたえたいとおもいます。
(一会員)
「きずな第9号」が皆さまのお手もとに届くのは、クリスマス前後でしょうか。クリスマス号として、ページ数もふやし、きずな第9号をお届けします。主のご降誕をお祝いいたします。
世界、それぞれの宣教地で、クリスマスをお迎えになる、宣教者方の上にも主のご聖寵豊かならんことを。
「海外宣教者を支援する会」の活動も、皆さまのご協力によりまして、月を追うごとに広がっていっております。
今年の「会」の活動のしめくくりとも云える、会主催の講演会「アフリカは今」は、11月16日開かれ、折からご帰国中のSr中村寛子、Sr三宅陽子からそれぞれ、アンゴラ、チャドの現状をうかがいました。全世界的にアフリカ問題が取り上げられている折も折、皆さま、多数のご出席を頂き、大成功のうちに終りましたことをご報告するとともに、短時日の間に、準備や呼びかけに奔走して下さり、会の成功にご協力下さいました多くの方々に心から御礼申し上げます。講演内容は次号から掲載予定です。
さて、日本各地の会員から最近、支部や友の会を作りたいなどのお便りが寄せられ、事務局一同を励まして下さいます。事務局宛にご一報頂ければ、最寄り地区にお住いの、会員の方々をご紹介いたしますのでお問合わせ下さい。
「会」の活動も一九八五年(昭和六十年)には発足後三年目に入ります。三年目を迎えた「会」が、皆さまの絶大なご支援により、一層その「連帯」の輸が波紋のように無限に拡がり、人と人とをむすぶ、「絆」がさらに盛まることを祈りつつ
(山)
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