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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES





『ザ・メッセージ』

 (海外短信)
  • …6月11日、大層椅麓なご本をたくさん受領しました。私ども二人、大喜びで、これをどう利用させて頂こうか話し合っております。 日本からの絵本や童話本は、未だ字も読めない子供まで、暇さえあれば、飽きず見ています。本当に有難うございました。聖パウロ会・雄鶏社様にも心から感謝申し上げます。
    (ブラジル・タピライのカテキスタ会 タピライ・ミッシオナリアの家)
  • …いつも”きずな“をたのしみにしておりますので、受け取ると一気に読んでしまいます。アフリカでお働きになっている方々の姿にとても感動します。フィリピンは比べれば、まだよい方ですから、まだ苦労が足りないと云えるかもしれません。…5月下旬には、フィリピンで信徒宣教者として働いておられたFr石川裕之が叙階後の初ミサのためにいらっしゃいました。 聖母訪問会で日本語ミサ、私達の所で英語ミサを捧げて下さいました。
    (フィリピン・聖心侍女修道会・千葉桂子)
  • ブラジル・サンパウロの秋も深まり、朝夕は、随分冷え込み毛糸を羽織るほどになりました。…先日はたくさんの美しい本をお送り下さいまして、ありがとうございました。早速、日本語学校の図書棚に並べ、子供達が喜んでおります。6月に入り、こちらでは聖ヨハネ(洗者)のお祭りの月として、町中夜になると焚火を起し、音楽を鳴らしながらダンスをしたり、食べたり飲んだり、遅くまで賑わっています。私共もこのチャンスにと慈善バザーを計画し、6月5日と12日に行いました。当日は晴天に恵まれ、多くの方々を迎えることができました。毎年の慈善バザーでは、皆様のご援助で大変助かっています。
    (ブラジル・宮崎カリタス修道女会 川端千鶴子)
  • 19年来の寒さ到来で、私共の近隣は、コーヒー、野菜、果物などが霜で焼け、外気の冷たさに加え、二重の寒さ、冷たさに皆震えております。私共の所も気温が来伯以来、始めて0℃以下になり、驚いています。先日は、とてもきれいで楽しい本を…ありがとうございました。紙や印刷、そして表紙がきれいなのに、一緒に住んでいるブラジル人の志願者達がびっくりし、日本語を学びたいという意欲が、ますます掻きたてられたようです。
    (ブラジル・長崎純心聖母会・高平恵子)
  • …6月21日、3個のお心籠る荷物受け取りました。どれも、すぐ着られるようにされていて、院長はじめ、シスター方も大喜びです。 私も直ぐ子供服を日本人とボリビア人混血児に届けました。こちらは今から冬ですので、丁度良かったです。先日の毛糸で子供のチョッキや帽子を編んで配りました。
    (ボリビア・扶助者聖母会・山口多香子)
  • (ご寄贈の)コピー機、もう沢山の良い仕事をいたしました。 日本語の教材も沢山作り、変化に富んだ授業が出来るようになり、また、教会の方も、いろいろな典礼式文、聖歌など、随分利用いたしました。…日語生徒は、今年は2倍の数に膨れ上がり、半分以上が純ブラジル人です。
    (ブラジル・タピライのカテキスタ会 箕浦まさ)
  • このたびは、美しい本をお送り下さいまして、ありがとうございました。私どもにとっても、また、幼稚園々児たちにもとても有益で…有難く利用させて頂いております。ご寄贈下さった二社の方へも、どうぞ宜しくお伝え下さい。
    (ブラジル・カーザ・ナザレ修道会 姉妹一同)
  • まあ!可愛らしいーと思わず微笑む。イエズス様の絵本から、数々の貴重な本を送って下さいまして、本当に有難うございました。 良く利用させて頂きます。
    (ブラジル・アシジの聖フランシスコカテキスタ会 石原テルエ)
  • いつも心を配って下さってありがとうございます。大した仕事は出来ませんが、あるだけの力を尽して頑張りたいと念じています。 どうか、皆様方の善意に報いることが出来ますように!!
    (ブラジル・アシジの聖フランシスコカテキスタ会 高原真知子)
  • 先日、送って下さった本、どうもありがとございました。さっそく読んで、とてもいい本だと思いました。なぞなぞで楽しんだり、キリストの事を教えてくれたり、とてもいい勉強になりました。 …また、いい本があったら送って下さい。(原文のまま)
    (ブラジル・ビラソニアカリタス学園 日語生鈴木泉)
  • このあいだ、おくていただいたたくさんの本、ありがとうございました。とってもたのしくよみました。なぞなぞの本も、とってもたのしかたです。かみさまのおはなしの本もよみました。ほんとうにありがとうございした。また、おねがいします。(原文のまま)
    (ブラジル・ビラソニアカリタス学園 堂園智恵美)
  • …美しい絵本、本…心から感謝しております。早速、日本語学校と、日系人の図書に配りました。日本は真夏で、お暑いでしょうが、地球の反対側ブラジルは冬で、気温は14度〜29度ぐらい。数日、朝夕0度ぐらいになることもあります。もっとも南ではということで、北部はこんなに気温が下がることはありません。
    (ブラジル・信徒カテキスタ会 菊地麗子)
  • …この度も、沢山、美しい本をお送り頂きありがとうございました。日本語の読める方、勉強している子供達に回覧しています。 …現在、マリンガの日系人の多くは、日本へ出稼ぎに行っています。 ブラジルは七月一日から”レアル”という金に替りましたが、それでよくなるか、どうかは、わかりません。
    (ブラジル・愛徳カルメル修道女会 高澄子)
  • …ブラジルはとても寒く、貧しい人々はちゃんとした家もなく、服もないので、凍えながら過しています。…この度は絵本、編物の本などありがとうございました。…字が読めない幼稚園の子供達は、絵を見て大喜びです。
    (ブラジル・宮崎カリタス修道女会 ビラ・カロン修道院)
  • …この度は、美しい本を沢山頂き、感謝申し上げます。7月15日に届きました。ブラジルでは7月1日から、新貨幣に改められ、7月一杯、旧貨幣も使用可能なので、計算機片手に買物をしています。
    (ブラジル・大阪聖ヨゼフ宣教修道女会)
  • …この度は沢山の本をありがとうございました。…私もこちらに来て3年半余…私の住むコマスは、リマ市郊外で近年大きく膨れ上った下町の下町地域で…日系人は殆ど居ません。私達の共同体でも診療所のほか、貧しい地域のコメドール(共同食事鍋)の援助・医療、学費の援助、地域の病人訪問等をしています。
    (ペルー・天使の聖母宣教修道女会 杉山あさ子)






『ECHO』

  • はじめてお便りします。娘が宣教者として働いており、知人から娘のことが載っていると知らせれ、はじめて「絆」を手にしました。 これから購読したいと思います。
    (名瀬市 山田ユキ)
  • 子供たちが、宮崎カリタス修道女会のシスター方にお世話になっています。…娘が将来、シスターになりますよう、祈りつつ…
    (具志川市 翁長美以子)






    『アンケート回答から』

     「会」では、今年、創設12年目を迎えるにあたって、「会」の活動への自己反省、今後の発展への提言などを求めて、全会員にアンケートを試みた。アンケートに寄せられた主な意見は次のとおりー
    @「きずな」をどのように、ご活用なさっておられますか?
     @の設問に対しては、世界への視野の広がりを求め(5)また、海外宣教者の活動に関心を持ち(9)、よく読んでいるという意見が多く、日々の生活の反省の糧(4)とし、大きな励ましになっている(1)などの意見が目立った。また、活用の方法としては、聖堂、教会ロビー等に展示し、海外宣教の実態を知ってもらう(12)ようにしているという回答が一番多く、大学のロビー等に置き、学生、外部の人の閲覧に供し(2)、また、職場の掲示板に掲示(1)したり、小学校や幼稚園で、職員、父兄に回覧したり(4)、知人や、他の信者に回覧するところもあるようだ。
     司祭が、鋭教や、講義に活用(5)し、修道会などの共同体で、同会の派遣宣教者などの消息を知るためにも(2)、全員で読まれている(5)ようである。
    Aこの「会」と「きずな」についてのご意見等をお願いします
     「会」の活動を「すばらしい」と評価(14)する意見のほかは、むしろ「きずな」に寄せられた意見が多く目立った。
     「きずな」によって、海外宣教地のナマの声、宣教者たちの苦労がよく分かり(17)、その活動に感動した(4)という声が見られた。「きずな」については、紙面(ページ数)が多すぎ、紙質も上等すぎる(4)また、出版物氾濫の中で、意識して読むのに努力が要る(1)、また「会」との関連において、印刷物と時間に経費を使いすぎているのでは(1)という、やや批判的な意見もある一方で、「きずな」の編集について、今までの広く、浅い編集方針から、特集的なものを取り上げる段階に来ているのではという指摘もあった。また、提言、提案としては、幾つにも分かれている援助活動、グループを、例えば、カリタス・ジャパンなどに統一できないか、カトリック新聞に”きずな”の常設欄を作ったらどうか?海外宣教地ツアーを企画したらどうかなどの提言があった。
     
     ※アンケートにご協力頂き、ありがとうございました。
     皆さんのご意見を参考に、これからの「会」と「きずな」の発展に資するつもりです。なお、ご意見等は、引きつづき「エコー」欄などでご紹介していきますので、アンケート用紙の返送が遅れましても、お気兼ねなくお送り下さい。
    (係)






    『海外宣教者へお願い』

    フランシスコ会 中谷功神父
     海外で働く宣教者の方々へお願いがあります。
     何年か前、台湾・高砂族のお年寄りが、日本語で聖書を読みたいとのことで送ったことがありました。自分の言葉で、あるいは自分が一番理解出来る言葉で、聖書なりを読みたいと思うのは、当然のことでしょう。実は今、日本の拘置所、刑務所に、およそ40カ国の外国人が収容されています。言葉はもちろん、文化、風土、習慣、食事などの違いから、彼らの精神的、身体的苦しみは小さくありません。また、母国に居る家族や愛する者への心配とホームシックは募るばかりです。それで、せめてもの励ましになればと思い、限りがありますが、彼らを訪問し、また、読み物を差し入れております。
     宣教者の方々にお願いですが、あるもので結構なので、日本に帰国する際、現地の新聞、雑誌(週刊紙など。雑誌、新聞は最近のものがよい)、聖書類など、お持ち帰り頂ければ、被収容者には、大きな希望、力になります。どうぞお願いいたします。
     なお、言語は以下のものです。ドイツ語、中国語、広東語、福建語、フランス語、スペイン語、タイ語、タガログ語、イロカノ語、セブアノ語、ウルド一語、ペルシャ語、アラビア語、ヒンドゥ語、カンボジア語、ベトナム語、ポルトガル語、ロシア語、イタリア語、マレーシア語、イスラエル語、インドネシア語、ミャンマー語、ネパール語、英語。それから、アラビア語、ペルシャ語、マレーシア語のコーラン、また、ヒンドゥ語のヒンドゥ経典、イスラエル語のユダヤ経典など。
     送り先=〒111東京都台東区清川2〜18〜11・山里相談室・中谷功・TEL=03-3871-7382、FAX=03-3876-2644。






    『会長名簿』

    (個人・法人・賛助) 計 2,027






    『海外派遣宣教者紹介』


    ヌヴェール愛徳修道会 岩村チエ子(新)〜タイへ〜
    ヌヴェール愛徳修道会 岩村チエ子(新)〜タイへ〜


    善きサマリア人修道会 景山ひろ(新) 〜フィリピンへ〜
    善きサマリア人修道会 景山ひろ(新) 〜フィリピンへ〜