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会報『きずな』
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105号目次
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『新(再)派遣者のご紹介』
− お元気でご活躍ください −
イタリア(アッシジ)−再派遣 コンベンツアル聖フランシスコ修道会司祭 谷村 達郎
ボツワナ −新派遣 聖霊奉侍布教修道女会 シスター吉田 彰子
ドイツ −新派遣 宮崎カリタス修道女会 シスター道下 絹江
事務局訪問の宣教者の皆様
(日付は来訪日)
◎ 2009年5月11日
援助マリア修道会 Sr.赤岩 恵子:ミクロネシア
車の購入の援助をはじめ、お祈りやカトリック雑誌の送付などで、宣教を支えてくださりありがとうございます。このたび、1年間の予定で休暇をいただき4月に帰国しました。日本の恵まれた環境の中で充電ができ、感謝しております。これからもお祈りで支えてください。
◎ 2009年5月29日
ショファイュの幼きイエズス修道会 Sr.谷村 恵子:カンボジア
初めまして、ショファイュの幼きイエズス修道会の谷村恵子です。2007年にカンボジアのカンポット共同体に派遣されました。私は2つの村の医療を担当することになりました。特に子供たちの栄養状態が悪いので、その改善に努めたいと思います。カンボジアの未来を担う子供たちの表情が、少しでも明るくなれば希望も見えてくると思います。今後ともよろしくお願いします。 遅れましたが、ガソリンの援助を頂き、奥地の患者さんを病院へ搬送することができ、大変助かりました。有り難うございました。
◎ 2009年5月29日
ショファイュの幼きイエズス修道会 Sr.松山 浩子:チャド
4月23日に、久留米信愛短大でチャドでの体験のお話しをしました。チャドでは本当にみんなが一つの家族なのだ!と。チャドでは一緒に食べて、一緒に踊ると、初めて出会っても、すぐにとても親しい家族になる。日本の競争社会で、かつて私もパンやカップラーメンを食べながら、キーパンチャーの仕事をしていた時を思い出しました。仕事第一主義で、家族が一つになって食事もできない。どんなに快適で便利な生活をしていても、寂しい! 貧しいチャドの人々の方が、貧しいから助け合い、支え合わないと、生きていけません。私の弟も10年以上引きこもり。でも、チャドでは“引きこもり”も“認知症”もありません。何が本当に幸せなのだろう? 私はチャドで本当に幸せな日々を過ごしているのだと、改めて感謝をした休暇でした。祈りのうちに。
◎ 2009年6月8日
マリアの御心会 Sr.野間 順子:ケニヤ
西アフリカと東アフリカでの30年間の宣教活動を終えて、今年の5月に帰国しました。 私の長年の宣教期間中、皆様から精神的にも物質的にも、いつも心温まるご援助をいただきましたことに心からお礼申し上げます。喜びと苦しみをアフリカの人々と共に生きた30年間が懐かしく想い出されます。日本で生活を始めたものの、最初の時期はカルチャー・ショックに会いました。現在、日本の社会的、経済的、精神的現状の中で、新たな宣教活動が必要であると感じ、試行錯誤のうちに始めましたが、日本における外国人移住者、あるいは外国人難民問題の深刻さに驚き、彼らの日本在住のための宣教に力を注いでいます。彼らの住みやすい日本が実現できますように。
◎ 2009年7月31日
聖パウロ修道女会 Sr.比護 キクエ:ドイツ
2年ぶりに帰国し、支援する会の事務所を訪問させていただいたら、なんだか故郷に帰ってきたように感じました。ドイツに行って23年、その空間を感じますが、反面、その分違うお恵みをドイツでいただいということの重みを感じました。それも日本の多くの方々、特に海外宣教者を支援する会の方々の目に見えない心の支え、祈りがあったからだと、つくづく感じました。
海外短信
日本の素晴らしい医療のおかげですっかり健康にしていただき、また新しい気分であと10年は働くことができそうです。神様はどのような恵をくださいますか、過ぎてしまわなければ解らないことですが、このように体をすっかり修理してくださったことは、「また頑張って」と背を押されたような気がします。帰国が近づくといろいろなことがあり、それにトランクを20kgにするのが大変。何も持って来ていないのに、帰るとなるとあれもこれもあれば重宝と、どんどん荷物が多くなるからです。3年後にまたお会いできますように!
(マダガスカル 東京にて帰国準備中 マリアの宣教者フランシスコ修道会 牧野 幸江)
この4月、ボリビアでただ1人の枢機卿様の住まいに爆弾が仕掛けられるという事件が起こりました。カトリックに反対の意思表示でしょうか。聖木曜日には国を挙げての行事がありますが、軍隊の参加が取りやめになったり、何か変化が起こり始めているように思えます。
(ボリビア サンタクルス 礼拝会 斉藤 クニ子)
いつも「きずな」をありがとうございます。多くの方々が、海外で働かれ、困難を乗り越えて生活していることが、とても励みになります。それを支える事務所の方々のご苦労も多いことでしょう。今回はささやかですが、切手と共に布巾をお送りしました。使っていただければ幸いです。
(北海道紋別郡 岸本 美代子)
「きずな」を拝見し、恩師スール・アルフォンス八巻 和子様の帰天の報にふれ、思い巡らすことも多くございます。永遠の安息をお祈りしつつ。
(兵庫県宝塚市 舟橋 美惠)
107号の巻頭言「ひと声ひと声の輪の拡がりによって」を読みました。ミサ後の一杯のコーヒー献金運動も、100人のきずなで結ばれると1年間では! きずなの大切さと喜びを感じます。
(東京都西東京市 高山 協子)
皆様のご苦労と愛に感謝して、ささやかな額ですが、お祈りを添えて送ります。
(兵庫県篠山市 篠塚 知子)
Sr.あかね、そしてチャドのこと、皆、忘れないです。私が援助修道会で勉強しているとき、「今日はチャドに行くシスターの送別会なのよ」と話していた他のシスターの喜ばしい顔を思い浮かべました。まさかこんな若さで、こんなに早く神のもとに召されるとは――。Sr.あかねの思いを忘れず、あなたのまいた種が育つよう祈っています。
(東京都板橋区 佐藤 静江)
「きずな」を読みながら、今、確かに日本は大変な状況ですが、まだまだ恵まれていると思います。世界のいろいろな所で一生懸命祈り、働いていらっしゃる方のお話に、ただただ胸が一杯になります。私はささやかな送金しかできませんが、神様のお恵みが困難な状況にある方々に少しでも多く届きますよう、お祈りしています。
(神奈川県横浜市 吉田 弥生)
ヌベール修道院に宿泊させていただき、日本人のカワタ・シスターからこの会を紹介されました。海外での宣教は、想像を絶するものがあるかと思いますが、これからお祈りさせていただく機会が与えられ感謝しております。
(神奈川県厚木市 井上 明子)
ECHO欄は国内会員からのお便りや、送金してくださるときに添えてくださったメッセージを中心に作成しています。
『新入会員』
個人会員 5名
団体・法人会員 4件
『編集後記』
※ いつもは残暑が続く日本の夏、でも今年は秋の到来が早いようです。心配なことには、新型インフルエンザの流行が本格的になると予想され、すでに新学期の始まった学校では学級閉鎖や休校が出ているとか。世界的な流行にならないことを願うばかりです。(す)
発行:日本カトリック海外宣教者を支援する会
会長: V.ローシャイタ神父
〒106-0032 東京都港区六本木4−2−39
Tel:03-5770-8753 Fax:03-5770-8754
e-mail:kaigai-senkyo@cronos.ocn.ne.jp
URL:http://www.kaigai-senkyo.jp
・銀行振替口座 みずほ銀行高田馬場支店 普通 2084112
日本カトリック海外宣教者を支援する会 会長 V.ローシャイタ
・郵便振替口座 00140−5−67881 海外宣教者を支援する会