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KIZUNA 日本カトリック海外宣教者を支援する会 JAPAN CATHOLIC ASSICIATION FOR AID TO OVERSEAS MISSIONARIES

2007年度 創立25周年記念講演会

当会の創立25周年を記念して下記のとおりの記念講演会を開催いたします。どうぞ皆様、お誘い合わせのうえ、ご参加下さいますようお願いいたします。


日時: 2005年11月10日(土)13:00〜16:00

会場: ニコラ・バレ修道院九階ホール(JR線、地下鉄丸ノ内線・南北線:四ッ谷駅下車)

講師とその題目:

  1. ヨゼフ・ピタウ大司教(イエズス会):「信徒は神から派遣された宣教の責任がある」
  2. シスター・脇山 キミコ(ショファイュの幼きイエズス修道会):「一粒の麦が地に落ちて」
  3. シスター・鈴川 良(善きサマリア人会):「驚き、喜び、当たり前でないことの数々」




講師プロフィール:

ヨゼフ・ピタウ大司教 イエズス会

昭和3年10月 イタリア ヴィラチドロ(サルディニア島)生まれ。 昭和27年に来日。29年〜31年まで栄光学園で教鞭をとった後、上智学院理事、上智大学法学部教授、理事長、学長、イエズス会日本管区長など要職を歴任する。昭和56年、イエズス会ローマ教皇代理補佐として転任、イエズス会総会長最高顧問として、また、平成4年からはグレゴリアーナ大学総長、バチカン科学アカデミー、社会科学アカデミー長官を兼任、さらに10年からバチカン教育省事務次官に任命、この間に大司教に叙階され、75歳の定年までローマで活躍。平成16年3月日本に戻る。昭和59年には日本政府より勲二等瑞宝重光賞を受ける。著書、論文など多数。また、イタリア在住中は、日本文化、政治、宗教、教育について記事や論文を発表するほか、ヨーロッパ、北中南米、アジア諸国で日本についての講演を行なった。

ピタウ大司教



シスター・脇山ミキコ ショファイユの幼きイエズス修道会

昭和4年11月 佐賀県唐津市にカトリック信者の家庭に生まれる。熊本県立女子大学卒業(幼きイエズス会志願者として)。昭和32年初請願宣立。大阪信愛女学院、久留米信愛女学院で教職につく。昭和48年から13年間ローマに。昭和62年、チャドミッションに派遣される。その後、6年ほど日本管区の任務についたあと、平成8年チャドに再派遣。平成13年に病気治療と養生のため1年半ほど帰国し、15年に再度チャドミッションに戻り、現在休暇のため一時帰国中で、12月に帰任予定。

シスター脇山



シスター・鈴川 良 善きサマリア人修道会

昭和37年の志願期から佐世保聖和女子学院で教鞭をとり、平成9年に退職した。8か月間、オーストラリアとローマで研修を受けて、9月からフィリピンのバコロド共同体へ。現地語の習得を兼ねて保育園で1年過ごした後、日本の援助でできた保育園、母親のための聖書クラス、子供の見守り、土曜学校の算数教室などを手伝う。平成2年ごろから保育園に来ていた子供たちの家庭訪問、2か所の不法占拠地内で母親を対象にした活動をする。平成15年から低所得者の家庭のための幼稚園建設にかかり、翌年開園。現地の抑圧されている人々のパートナーとなるさまざまな活動に従事し、昨年6月帰国した。

シスター鈴川