2013年12月25日現在
カリタス釜石に活動拠点を!
建設理由と計画等のご説明
この度は、「カリタス釜石」の新たな活動拠点となる、新ベース建設のために
ご支援くださいまして、誠にありがとうございます。
遅くなってしまい恐縮ですが、改めて、新ベース建設の理由や利用目的、今後の計画などを
皆さまにご紹介させていただき、ご理解いただければと存じます。
どうか皆さまのご協力を、重ねてお願い申し上げます。
①新ベース建設の理由と背景
カリタス釜石は、発災後の2011年3月15日にカトリック釜石教会をお借りしてボランティアの受け入れを開始しました。
具体的には、教会聖堂の1階部分のホールを地域のサロン活動「ふぃりあ」として、また司祭館をボランティアの宿泊所及び事務所として使用させていただきながら、2年と9ヶ月が経過しました。
ただ、教会は、カトリック釜石教会の信徒の皆様にとって、信仰生活上欠かすことのできない時間と空間を占めています。いつまでも、このままというわけにはいきません。
また今年3月、NPO法人化されたのは、単なる復興支援・生活再建のためのボランティアセンターから、より地域に密着し、被災者の方々に寄り添って活動していくためでもあります。
「震災は多くの傷を残し、その癒やしには多くの時間を必要とします。
老若男女を問わず多くの方に集っていただく空間を提供したい。そして一人ひとりが元気になることで街全体が明るくなってほしい。そのための空間を提供したい」との考えで、カリタス釜石は、新ベースの建設に踏み切りました。
②利用目的
・ ワークショップや講演会が可能な多目的ホール (女性サポート事業等)
・ ボランティア用食堂 (将来の配食事業に転用の可能性も検討中)
(レディース・デー/大人ふぃりあ<料理教室など>としても使用)
・ 釜石市民活動センター(仮称)の設置
(人と情報の交流拠点として交流人口の拡大を目指す<地元NPO法人と協働>)
(行政の男女協働参画室からは民間レベルでの働きを期待されている)
・ ボランティアの簡易宿泊施設 (男女それぞれ5人ずつ。シャワー設備も完備)
・ NPO法人カリタス釜石の事務所、個別カウンセリングも可能な応接間
③利用者
新ベースは、教会の信徒の方だけでなく、被災され仮設住宅にお住まいの地域住民の方、ボランティア(市内及び市外)、地元社会福祉協議会と、協働するNPOの方々誰でもが集える場所としてお使いいただきたい。
④概要
新ベースは仙台司教区所有の現駐車場に、プレハブL字型2階建てで建設。(延床坪数は110坪)
・1階は、ワークショップ可能な多目的ホール(バリアフリー対応)と食堂。
→ この食堂は、「大人ふぃりあ」、女性のための集いの空間にも充てたい。
・2階は、事務所と釜石市民活動センター(仮称)。
→ このセンターには、地域で協働するNPOをお迎えする。ボランティア宿泊施設の設置。
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(上記は「カリタス釜石」からいただいた情報を元に「福音の村」で編集、掲載させていただきました)
まだすべてが決定というわけではなく、流動的な部分も多いですが、今後もいろいろ明らかになり次第、皆さまにお伝えしてまいりたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。